中国の臓器売買

先ずは、このページを見て下さい。(ショッキングな画像ですので注意!)
http://www.peacehall.com/news/gb/china/2004/12/200412130343.shtml
これは、中国の公開処刑を非難する為のサイトです。現在中国は世界でもトップクラスの死刑執行国で、2004年のデーターだが、世界で3800人に死刑になり、なんとその9割は中国で執行された。
実に3400人が死刑に処されたわけだが、凄い数字ですな。
一日平均9人強が処刑されている計算になる。まあ、10億人の人口で自然史の数を考えれば、毎日9人処刑しても微々たる物なのかもしれない。
しかし3400体の死体というのはやはり凄い数で、中国政府はこれをただ処分するのは勿体ないと感じたのか、こういう有効利用をしている。
http://www5.big.or.jp/~hellcat/news/0506/10a.html

どう思います?いつもの私なら「これは如何な物か?」と言い出しそうですが、今回はそんな事は言わない。
逆に「良いんじゃないの?」と言いたいね。本人の承諾無しという点が問題視する人もいるだろうが、死刑囚という時点で既に極限まで人権を無視しているのだから、死刑をする以上、臓器を有効利用するのは問題ないだろう。
だいたい私は死刑には賛成だし、「死刑か、人体実験の倦怠になる事を選ばせるべきだ」と主張する人なので、余計にそう思うのかもしれない。

日本で死刑になるのは、殆どというか確実に殺人犯だ。他人の人権を無視する輩の人権を保護してやる必要など欠片もないだろう。

勿論、一番肝心なのは公正で正確な裁判にあるのは間違いないのだけどね。だから早々簡単に死刑判決という物は出すべきじゃないのは私も認める所だ。だから現在の中国の裁判はとてつもなく酷い物なので、そう言う意味ではこの現状は宜しく無いとも言える。

実際、冤罪率も相当な物だと思うしね・・・冤罪で処刑してしまうのは、国家の犯罪だ!

それでも、死刑囚の臓器で助かる人が居るなら、それは良い事だと思う。死刑囚は殺されるのだし、臓器を待つ患者は提供者がなかったら、やはり死んでしまう。
だったら有効利用と言える行為だろうと思うのは、そんなに間違った考えと言えないのではないと思うんだな。
重刑主義は、究極の意味で問題解決には成らない。これは現在の中国を見ても良く分る事実だ。
しかし現在の人権が保護されすぎているかの様な日本の司法制度も、根本的な問題解決になる訳じゃない。
つい先日の、教室に爆弾を放り込んだ大馬鹿なども「保護観察処分か、少年院でも3年ぐらいで出てくるんだろうな〜」と考えると、やはりもっと刑罰自体は重くすべきだと思う。


刑罰は重く!調査、裁判は慎重に!これが一番良いのではないだろうか?