司法判断

とりあえず、ライブドアVSフジ、日本放送連合の対決において、司法判断が下り、ライブドアに軍配が上がった事は嫌という程放送されてるので、みんな知ってるでしょうね。

しかし今回の話はどう考えてもフジ連合側の言い分がおかしかったし、至極当然の判断だったとしか言いようがないやね。
まあ、最高裁までこの係争は続くのだろうけど、最高裁でも判決は覆される事はないだろうと思う。
こんな理屈がまかり通ってしまえば、日本において株主は企業に対して発言出来なくなってしまう事を意味する訳で、配当金というメリットだけでは株離れを引き起こしかねないもんな〜・・・・・。
正しく株式という資本主義経済の根幹が崩壊しかねない話になる。こんな事が許される訳がない話なのは、素人の私でも分かる理屈だ。
確かに今回のライブドアのやり方は、企業にとっては驚異だし、納得いかないのかもしれないけど、株式にしてる時点で当然追うべきリスクだし、今まで無かったから、これからも起こらないと思い込むのはあまりにも愚かしい話だろうと思う。

後進国の状態から、先進国入りしていく課程においては、護衛船団的な国家の企業保護というのは当然大切なんだけど、現在の日本まで来たら、多少は国内企業が海外資本に乗っ取られる事を覚悟してでも、護衛の手を緩めていかないと、何時まで経っても強い企業になれないのではないかとも思う。
「出る杭は打たれる」これは日本にある古くからの諺だが、これを続けていてはいずれ新興勢力に負けるのは歴史も証明している。
正しく今はその転換期なんだろうな。