ここのところ

日記の更新をサボりがちですが・・・・ネタがない・・・・
困った物です・・

最近話題と言えば、インチキ設計士の話かな?その発注元もそうなんだけど、目の前の利益最優先になりがちなのは、多少はしょうがない話だろうなとも思う。
資本主義の社会のなかで多少は回復してきたと言っても、まだまだ駄目駄目な景気の中では利益最優先になるのも分る所はある。と言うか生き残りに必死だ。
特に建築業界は公共事業の見直しや、不景気のせいでどの業種の中でも一番煽りを喰らっており、マンション住宅分野が低金利のおかげで多少のびてると言っても、未だに建築事務所がドンドン潰れてしまい、一級建築士が職もなく苦労している。
昔は一級建築士の資格が有れば食いっぱぐれる事は無いと言う程の資格だったのに・・・・そのおかげで一級建築士の合格ラインはドンドン厳しくなり、家の弟のように今から取る人は苦労してますが(笑

実際の話、あんな手抜き工事、発注元会社も、現場作業員も気が付かないわけがない話だ。
私のオヤジが建築技師だから、その辺の話はよく分るけど、1000万円程度なら、元の金額が大きいビルなら差が出てくる事もあるけど、3000万〜5000万円も差が出てきたら可笑しいと思わない方が変だよ。

安いは工事期間が短いは・・・・・吉野家じゃないんだからさ・・・・何かしら手抜き工事をしているとしか考えられない。安くて良い材料を独自ルートで!と言っても限界があるからね。
ましてや現場作業員なんか手抜きなのは嫌でも分る話だし・・・・まあそれで仕事が放棄出来ない立場に居るんだろうけど、ばれたら仕事その物が無くなってしまうのは間違いない話で、目先の銭の為に全てを失うリスクを背負い込むという事が分らないんだろうか?
だいだい件の設計士も、生活が苦しくなるから仕方なく引き受けたとか証言しているけど、その結果一級建築士の資格も剥奪されてしまい設計士としての人生は完全に終わってしまったわけで・・・・どこぞの大会社の役員のように責任を取って止めても再就職先は簡単に見つからないだろう。
先にも書いたように一級建築士の資格を持っていても就職先を探すのに苦労している人達が居る。
でも何とか生活出来る程度の仕事なら有るし、景気がもう少し回復してくれば今の苦労が笑い話になる日も来るかもしれない。
でも、件の設計士はそういう時代になっても設計士としての道は無いわけだ・・・・


なんか最近そういう事件が多いよね・・・目先の快楽に人生の全てを掛けてしまう輩が本当に多いよ。
落ち着いて考える余裕が無くなってるんかな?私も相当貧乏な生活をしているけど、犯罪に走ろうという気にはなれないけどな・・・それで裕福になっても何時来るか分らない破滅という爆弾を抱えて生きたいとは思えないよ。ほどほどに生活出来たら十分なはずなんだけどね・・・

一度覚えた贅沢は手放せないなんて言うけど、そんなのはタダのいい訳に過ぎないと私は断言するけどね。プライドが傷付こうがなんだろうが、周囲から「落伍者」と言われようが、運悪くそれしか生きる道が無いという状況になってしまったら胸を張って生きればいいだけの話なんだよ。
悪い事をしていないならそれが出来るはずだと思うんだけどね。


なんか、しがみつくプライドという物を勘違いしている所があるんだろうな。