JRの事故原因

う〜〜〜んわからな〜い!
JRのシステムと言いますか、人員採用基準というか、人員配置基準というか・・・・・・・。
今回の事故の原因の一つに、オーバーラン等ミスをした運転手に対して厳しいペナルティーや、配置転換を行っていて、それが心理的なプレッシャーになっていたという疑いが出てきて、調査をするなんてニュースで言ってますが・・・・・・。

そもそも、運転技術の研修ってどうなってるの?
その段階で、プレッシャーに弱いかどうかなんて幾らでも判断がつくだろ?って思うんだけどな〜〜〜〜〜。
世の中、こうした特殊技術の試験には2種類あるもんだよね。

●資格審査試験。
●資格、適正審査試験。

前者は、基本的に知識と技術が一定以上のランクに有れば合格として資格を与える試験で、定員があるタイプと無いタイプがあるけど、基本的に誰でも頑張れば取れる可能性がある。
それに対して後者は、幾ら技術や知識があっても、生まれ持った性格や人柄なんかのメンタルな部分でその資格を使う仕事に適性があるかどうかの試験だね。

航空機のパイロット、宇宙船の乗員や、特殊部隊の兵士等は後者の試験が行われているんだけど。電車やバスの運転手って、こういう試験を行ってないのか?私はやってる物だとばかりに思っていたのだけど・・・・・・・・・。


心理面の調査以前に、此方の方が問題じゃないのか?


大勢の乗客の命を預かる、こうした人々がこうした試験も無しに、普通の運転免許試験のような試験で運転してるなんて、問題外だと思うのだが・・・・。
厳しいプレッシャーが有るなんて、基本的に当たり前の話だろ?こういう職業は・・・・。嫌なら成るなって世界だと思うのだが・・・。違うのか?私の意見がおかしいのかな〜〜〜〜??

SASの試験なんて恐ろしく厳しい物で、例えば重さ50キロ近くの荷物をしょって、山道をオリエンテーリングする。指定されたポイントを通れば何処を通っても良い。そしてゴール地点を目指すだけの試験だ。ただ歩くだけ・・・・・こう書くと荷物は重いけど何処が厳しいの?って思うかもしれない。歩くコースも基本的に丘や高地はあるけど、滅茶苦茶厳しい物でもない。
この試験の厳しさは別にあるのですよ。
ポイントと、最終ゴールに到達するまでの時間には合格ラインという物がある訳だけど、その合格ラインはは教えて貰えない。
そしてスタートする時に、前の人が出発してから時間を開けてスタートさせられて、時計も持たせて貰えない。つまり、どんなに速く歩いても自分が合格ラインに到達出来ているかどうかを確かめる術がない訳だ。


これは、ちょっと想像するだけでも、厳しい試験でしょ?周りに人が居るとか、合格ラインが分っていれば途中で休憩も出来るけど、周りに人も居ない、時間も分らないでは安心出来る瞬間がないと言う事だもんね。
これを何日も続けて試験される。だから、十分合格ラインにいながら、精神的に負けてしまってギブアップする人が後を絶たない訳だ。他の試験もこれと似たり寄ったりで、精神的に追い込まれる試験が多い。

それでも定員割れを起こす事もなく毎年様々な人々が試験に挑戦してるぞ。まあ、SASまで厳しい物にする必要はないけど(笑)、電車の運転手も「電車でGO」があれだけ売れてるのでも分るが、やはり憧れの職種だろ?だったらかなり厳しい試験にしても問題ないと思うのだけどな。
少なくとも、あらゆる事態に冷静に対処出来る精神力は必要だと思うし、どんなに知識や技術があっても、精神的に脆い人は、やはり大勢の乗客の命を預かる資格はないと思うのだけどね〜〜〜〜違うのかな???


どうも私には分からないや。