石原の親父が

東京都の石原都知事がフランス語を「フランス語は国際語として失格」「数も数えられない言語」と馬鹿にしたとして、都内の外国語教師等在日フランス人から訴えられたそうだ。
元々は東京都庁で開かれた首都大学東京をサポートする組織の設立総会の祝辞の中で、全体的な予算規模を削減する課程において、講師の数も当然減らされる訳だがフランス語講座を完全に無くすことを決め、その理由として「フランス語は数を勘定できない言葉だから、国際語として失格しているのも、むべなるかなという気もする」などと発言したのが原因だ。
確かにフランス語は30・40・50と数字を数えられないそうな・・・だから、普段の生活でも

  • アラビア数字で書く場合

これは、数値や番号を列挙したり比較したりするときに普通に我々と同じ表記方法ですね。

  • 次に、綴り字で書く場合

これが会話場で数を表現する時にも使われるそうだけど、“21”と書かずに“vingt et un”と書くそうで、数を名詞として使う場合や、「半分」“demi”「四分の一」“quart”「正午」“midi”などの単語と組み合わせて表現するんだって、いくつかの文脈で数を綴り字で書くという面倒くさい表現方法がとられている。

  • ローマ数字で書く場合

フランス語の場合、大文字で書く方法と、スモールキャピタルで書く方法の二つがある。まあ、この辺はドイツと同じ。
とまあ、非常に面倒くさいのは確か・・・・・しかし、それでフランスはず〜っとやって来た訳で、それなりにコツを掴めば問題ないのは間違いがない。
まあ、フランス語自体は、石原さんも使いこなす訳だし、敬愛も(笑)しておられるそうだが、通信技術の発達で、世界の距離が縮まり、あらゆる人々が使う国際言語としては最早時代遅れという意味で話したのだろうけど、これはフランス人も怒るよ! 個人的感想じゃなく、公式な発言として言ってるんだから、更にタチが悪い。

石原の親父さん自体、私も都民の端くれとして嫌いじゃないし、良くやってくれていると思うけど、何でも言いたいことを言えば良いという物じゃないだろうと思う。だいたい、世界で難関さのトップ近くに必ず挙げられる日本語を使ってる日本人から言われたくないだろうな(笑
石原の親父を総理大臣になんて言う声が最近増えているけど、私は都知事程度が性に合ってると思うよ。日本のシステム上、石原の親父みたいなワンマンな人が総理になっても、小泉さんと何ら変わらないだけだと思うし。問題発言が多いだけ害が大きいとも言えると思うしね。
しかし小泉さんも、最近は本当にバテて来てるので、ポスト小泉という声も分らなくもないんだけどね(笑

それにしても、当のフランス大統領も最近イギリス人の事を「肉をあんなに不味く料理する奴らは信用出来ない」なんて言っちゃってるんだから、まあ、何処の国の国粋主義者も変わらないな〜とも思ったけどね。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050715i317.htm
親父の回答。