2・6・2

2・6・2の法則という物を皆さんは知っていますか?
これは、自分に直接利害問題がない社会問題に対して、多くの場合発生する法則で、何か一つの問題に対して2割は熱狂的に賛成、2割は熱狂的に反対、残り6割は基本的にどちらでもないか、ややどちらか寄りという人達という物。
このバランスは非常に取れており、それに関わる人間にも非常に心地よい状態でもあるし、どの派閥も割と自由に発言が出来る為、このバランスが保たれたままだと、逆にに関心のない出来事とされてしまう。
しかし、何かの切っ掛けでその問題に関心が高まると、この6割は一気にどちらかの2割に傾いてしまうという事態が起きる。
こうなると、反対側の2割は均衡が安定していた頃に比べて、極端に発言力を失ってしまう。
その結果止める物がいなくなり、2割と6割の関係は変わっていなくても、8割が熱狂的な意見の持ち主のような動きを見せる事もある。

これが「歴史の歯車」「集団心理」とも言われる、大きなうねりの状態で、なかなか人為的に止められる物ではない。
しかしこれはあくまで一時的な現象で、安定を欠いた不自然な状態である為、時間が過ぎれば自然に沈静化していく。
だから現在韓国、中国の反日運動も、無視するのが一番だという事だ。多少鬱陶しさを感じたり、腹立たしい事を感じても、無視しておけば自然に沈静化していくんだからね。
これに日本も同じような反応を示すとエスカレートする事はあっても沈静化する事はあり得ない。
こんな事で、不満を感じるぐらいならもっと幾らでも他に不満を感じなければいけない物はあるだろうしね。

まあ、冷静に行こうという事。