ハウルの動く城を見てきました。

先ずは結果から・・・。
オタク3人が見に行った結果、2人大満足、1人大不満足と言う結果でした。見事なまでに両極端な結果でしたが、今回の作品はこういうケースが多いと思います。
もしかすると誰かと一種に行かない方が良いかも・・・・そして絶対に自分が見るまで周りの評判を気にしてはいけない映画ですね・・多分・・・・・・・。

ちなみに私は前作の千と千尋は大不満足でしたが、今回は大満足。宮崎ワールドを満喫してきました。
ただ、私的には大満足でしたが正直子供が見る映画じゃないな・・・と正直思う。
あと、世界観的には「ラピュタ」に非常に近い物ですが全くの別物だと思った方が良いです。言うなればラピュタは典型的な冒険活劇ですが、今回のハウルは典型的なおとぎ話、絵本つまり「童話」だと思いますね。
だからそう言った世界が分らない、面白いと思えないと言う人には向いてないのかも・・・ああ!童話と言っても近年のもの凄く分りやすい物じゃなくて、古典の部類に入る摩訶不思議な方なのでご用心を。

そう言う意味では女性向きかもしれないのかな・・・・そんな昔ながらの不思議な、そして陰惨な童話の世界を宮崎色に染め直したという感じなのかな・・・・相変わらず世界観の構成は見事の一言!もう、明日からでもそこで生活出来そうなぐらいみっちりと描かれています。
最近の「お手軽ファンタジー」にかなり辟易としてた私的には嬉しい限りでした。

これから見る人も多いかと思いますが、ラピュタを期待している人は「スカイキャプテン」を見た方が良いと思いますよ!・・・・真面目にね(笑)