ドーピング

なんかさ、テレビでやたらと騒がれてますね。まあ、金メダルが日本に転がり込んできたんですからそれも当然なのですが、一番嬉しくない貰い方と言いますか、やはり不正は周りを不愉快にさせるだけですね。
等の金メダルを剥奪された選手は納得がいかず、スポーツ調停委員会に提訴すると言ってますが、ドーピング検査を受けない時点でどうしようもありませんやね。今回の事も、ドーピング疑惑が確定に変わったら、人生最後だからこんな見苦しい逃げを打ってるんでしょうけどね・・・・疑惑のままなら何とでも成るからね。

しかし思うのは、体を痛めつけてまで記録を出したいかな〜と言うこと。

ばれた時にはすべてを失う訳でしょ?コーチにもなれないし、解説者という道もなくなる。スポーツ人としてのすべてをかけるだけでなく、命まで地縮めるわけだ。それでも使おうとするのは何なんだろうな・・・・ただの馬鹿やん?とかって思うんよ。
そう思ってる人って多いと思う。
しかしね、自分の仕事に置き換えて考えてみると、少し気持ちが分かってきた。
天才漫画家とまで行かなくても、才能があふれ出る薬とかって有ったら、命の危険が有っても飲むという人はいるだろうな〜と思うもんね。自分が飲むかどうかは別としてもね。
薬なんかに頼りたくない!と言う気持ちは当然あるし、リスクを考えるとたぶん躊躇すると思うけど、目の前に薬を置かれて「効果は確実に出るけど、どうする?」って聞かれたりしたら、かなりぐらつくと思う。
それも、漫画賞なんかでいつもギリギリ佳作とかって言う状態が続いてたりしたらね。

まあ、漫画家の世界は別にしても、そんな理想を具現化出来る薬という物があったら、その誘惑の前に人間は案外脆いのかもしれない。

命の危険があるダイエット薬品とかも売れたりするもんな〜・・・。
しかしまあ、麻薬とか、思いっきり禁止されてる薬品はやはり使わない方が良いのでしょう、自分だけじゃなく関係者や、家族にまで迷惑が掛るしね。