最近の性風俗

最近暖かくなってきたせいか、私の家の前の公園でいちゃつくカップルをたま〜に見かけるようになりました。
この間もそんな姿をたまたま通りかかったおじいさんが、ちょっと嘆かわしそうな、ちょっと諦めたような、ちょと羨ましそうな複雑な表情で見ながら歩いている姿を見ました。
きっと頭の中では最近の性問題が過ぎったり、自分が子供の頃の倫理観を思い出したりしていたりするんだろうな〜と思っていたのですが・・・・・。

現代の日本人は性風俗を表に出すのを嫌う所がある。風俗関係を職業とする人を見下す所があるし、これだけ世界が解禁にしている出版物の生殖器表示はは未だに修正が必要となるし・・・・。しかし、それはこの100年前後の話で、正確に言うと明治以降。

それ以前はもう!!世界に冠たる性風俗乱れ咲きの国だったんだよね。皆さんも知ってると思うけど・・・。処女を尊ぶ思想はある物の、女性も一度処女を無くなってしまうと後はかなり自由に遊んでいた人も居たようだ。
傷物にされた!!なんて台詞を時代劇で聞くこともあるが、そんなことを五月蠅く言ったのは本当に権力の頂点近くだけで、それ以下の庶民は不倫、浮気、乱交、夜ばい、何でもアリだったようだ。
もちろん表向きにはそう言う事実は隠すんだけど、例えそれに気が付いても、自分の関係者でない限りは気が付かない振りをするのが当たり前だったようだ。
普段の生活でも、今でも田舎の温泉が、当たり前に混浴であることでも分かるように、銭湯も混浴の地域は多かったし、乱交の場だった時代まであった。(子供の前でも平気でと言うのには頭が下がる 笑)
江戸などでも、裏庭で水浴びをする女の人を垣根越しに覗くなどと言う話が、落語などでも聞かれるが、京都などは庭で水浴びをせずに道で人が通るのも気にせず行っていたりもした。
そんな感じで、女性の裸にそれ程特別な意識を感じていなかったのでしょうね。

もちろんエロエロパワーも凄かったんだけどね。でも、逆に強姦事件は少なかったそうです。記録が残っていないだけなのかもしれないけど、先にも書いたように表向きは取り締まることになっていたから「事件」になったら今度は重刑主義の世界の事、とんでもなく重い罪が待っていた訳で、それなら簡単に抱ける女の所に行っていたのかも(笑
そう言う意味で現代の日本は先祖返りをしているだけなのかもしれないな〜と思う。
http://kuds.at.infoseek.co.jp/index.html
この23日の日記じゃないけど、日本創世の神話からしてこれなんだもんな・・・・。