チップ

アメリカで面白い事件が起きた。
お客が規定のチップを払わなかったとして、逮捕されたと言う物。そのお店はとあるピザ屋さんなんだけど一定の人数以上のお客さんに対しては、注文した合計金額の18%以上のチップを払うという事になってるんだけど、このお客さんはピザの味に満足しなかったという理由で、規定金額のチップを払わなかったんだと。
そこで店のオーナーと言い争いになったんだけど、ちょうどそのとき店の前を通りかかったお巡りさんにそのお店の女将さんが助けを求め、そのお巡りさんは「サービスの窃盗」という事でそのお客を逮捕したという訳。

日本ではちょっと考えられないお話だよね。

まあ、さすがにこの逮捕は不当というか、チップはあくまで任意の物であって、規定以下の金額と言っても支払っている以上違法性はないとして無罪判決を下したそうなんだけど、逮捕された男はお店を逆に訴えるつもりなんだと。まあ、気持ちは分かるけどね。
日本ではチップの慣習がないから、従業員の給料はお店の売り上げから支払われるけど、チップの慣習がある国ではチップはその従業員の給料の一部。基本給が安く抑えられているからチップで稼がなければ死活問題にもなる話だから、重要な問題だよな。

しかしま〜、そのチップという習慣があるから、従業員が目締めに仕事をすると言う事で「能力給」と言う考え方の元祖的な存在として続いてる習慣らしいけど、だったらその金額に規定を設けるのは間違いだよな〜
いろんな客が居るから、ちゃんとサービスしても満足してくれないという事もあるんだろうけど、それも修行の一分何じゃないの?って思うよ。まあ生活に響くのも分かるけど、だからこそより良いサービスという物を研究するって物でしょ?
私は少なくともそう思うけどね。そう言う職種を経験した事はないけど、だからこそ言える意見なのかな〜・・・・?
しかし日本のレストランとかで「やる気あるのか!!?」と聞きたくなる対応も良くあるからな〜・・・それを考えると、日本もそう言う制度を取り入れるべきだと思うよ。